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で、伊勢神宮・熊野三山・高野山を廻る その3 伊勢うどんはお世辞にも・・・

 で、郡上八幡を過ぎなおも走り続ける。それにしてもこの道、さすが日本の屋根をかすめるよう
につくられたためとにかくトンネルが多い。場所によっては延々とトンネルが続き一瞬景色が見え
たと思ったらすぐにまたトンネルの連続。なので日中なら明るいところから暗いトンネルに入るのが
当たり前なのに、夜の走りのため同じように明るいトンネルを走り続け時たまトンネルを抜けると突
然あたりが真っ暗になるので不思議な気分。

 山のなかを走りつつも心なしか標高が下がり続けているのを感じながら走り続け、美濃和紙の美
濃市、東海中心部をぐるりと囲む東海環状自動車道の美濃関ジャンクションの先の刃物の関市を
過ぎ、長いトンネルを抜けると突然だらだらと下り坂が始まり眼前に平板な街並みが広がるとそこは
すでに岐阜市の平野部(正確には各務原市なのだが)で。日の出にはまだ時間があるものの街の明
かりが密になり、家並みや山がはっきりとしたシルエットとして周りの景色も見渡せるようになってき
たので岐阜城は見えないものかと目を凝らしたもののそれのある金華山がどの山かすらわからず。
 後で調べたらトンネルを出てすぐ右側が金華山の山塊で岐阜城はそのずっと奥にあるので見える
はずがなかったらしい。

 で、岐阜各務原ICを過ぎ、木曽川にかかる橋を渡るともうそこは愛知県。

 一宮ジャンクションで名神高速に入り5㎞ほど東進、一宮ICから名古屋高速16号一宮線を7㎞南下し、
清州ジャンクションで右回りにぐるっと3/4回転すると名古屋第二環状道、それを9㎞ほど西進の後に
南下すると名古屋西ジャンクション、ここからいよいよ伊勢道に向かう東名阪自動車道へ。ここまで来
ると夜はまだ明けないのに地上ばかりか空まで明け方のように明るくさすが大都会、などと田舎者丸出
しのことを思いつつ、ここに来るまで逆にあまりにめまぐるしくルートが変更されるので走る車線を間違
わないようにするのに必死、仮眠していた娘を起こしてコース案内板を見落とさないよう二人でカッと目
を見開いて走る形相は悲愴ですらある。周りを見るゆとりなどあるはずもなく、すぐ近くを通ったはずの
清州城すら見つけられず。
 田舎者が走るには全く心臓に悪い道路だなどとつぶやきつつ・・・。

 実は、今回の旅行では日程の関係で伊勢・犬山城・愛知明治村コースにするか伊勢・熊野三山・高野
山コースにするか二者択一で迷った末の決定で、そうなると犬山城や名古屋城はコース上からは見え
ず、清州城だけが唯一見える可能性があったのだが高速道路上の走行ではあっという間に通り過ぎて
しまう・・・。

 で、ようやく東名阪道に入って一人心地ついてすっかり眠気も醒めた娘に、ここが先ほど一度渡った木
曽川、ここが織田信長と伊勢長島の一向門徒が争った一揆で有名な長島、そしてここが鵜飼の長良川
と揖斐川、などと乏しい知識をひけらかしながら左手海岸の工業地帯を垣間見つつ、伊勢湾岸自動車道
分岐を左手に見つつ四日市ジャンクションを、さらに進むと四日市ICのすぐ手前の御在所PA、ここでも10
分ほど休憩し出発、今日の宿泊地となる四日市市を過ぎ新名神高速分岐となる亀山ジャンクションを追
加、安濃SAに着いたのが午前4時40分、空は薄明状態で、もう周りの景色もはっきりとわかるようになり。
ここから伊勢神宮はもう60㎞ほど、この先に食事のできるSAはなくPAのみ。

 なのでここでじっくりと休憩時間を撮り食事でもすることに決定。何せここまで途中何回か10分ほどの休
憩を挟んでほとんどノンストップで夜通し775㎞を11時間かけて走ってきた勘定、そりゃあ疲れるわ・・・。

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 ちょっとここでブログを寄り道、安濃SAでは薄明と書いたが、日本語では外国語には及びもつかないよう
な味わい深い表現があり、一日24時間のなかで日の入りから日の入りまでだけをとっても日の入り前後が
黄昏、夕暮れ、日暮れ、薄暮など、日の出前後が黎明、払暁、彼者誰、明け、夜明け、暁、東雲、曙などの
名があるとか。清少納言の枕草子の「春はあけぼの」は日本人ならだれもが知っているが・・・。

 このほかにも、日の入り後については宵あるいは宵のうち、日の入り直後は宵の口とも言うそうでまこと
に日本語は難しく使い方を間違うと恥をかきかねない。また、この時間帯は逢魔時(愛読しているメルマガ
にこんな題のものがあったなあ)とも呼ばれており、化け物や妖怪などの魔物に出会いやすい時間だと考
えられてきたそうで。
 西洋でもトワイライトと呼ばれ「昼」でも「夜」でもない曖昧な時間帯である「夕暮れ時」を「怪異が起こる時
間」という意味に使い、トワイライトゾーンなんていう怖い映画(だったかテレビ番組だったか、飛行機の翼に
乗った怪物が翼を墓石墜落させようとするところを機内の窓から乗客の一人には見えるのにほかの乗客は
だれも気づかないという恐い話)もあったなあと・・・。


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 で、その安濃SAの駐車場で一時間半ほど仮眠を取ったらすっかり朝になり今日一日が良い日になりそう
に空が晴れ渡った青空の午前6時、わが北麓を出てちょうど半日(ここではんにちと打ち込むと半日ではなく
反日が先に返還されるには笑えた)経過したわけだ。

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 腹はそんなにすいているわけではなかったがこのあとのことを考えると今のうちに摂っておこうかとレス
トランに入り何を食べるか聞いたら軽いものがいいということになり当地名物(とはいってもここに来て初め
て知ったのだが)伊勢うどんを注文。
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 うどんの箸置き代わりに心臓病の貼り薬を置いているのは味に動揺して持病の癪が再発しないように
しているのではなく、単に忘れないために置いただけなのだが…、味は、味は、ムムム・・・
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 味はというとこれが見た目は讃岐で食べた「釜揚げぶっかけ」とそっくり、でもはっきり言って味のほうは
醤油の香りが嫌味なうえにしょっぱいだけで10点満点の3点程度の赤点レベル、本来のタレの味は旨味と
甘みが強く、後味がまろやかなのだそうでこれが本場のうどん屋さんならもう少しおいしかったのかもしれ
ないが。何せ、量はそんなに多くないのに完食も一苦労で・・・。

 気を取り直しつつ、顔を洗い歯を磨き、着替えをし(我が家を出るときから長距離運転には一番疲れない
トレパン姿だったのでせっかくのロマンスグレーのステキなおじさまもちょっとダサい恰好だった)、いざ出発、
めざすは60㎞先の伊勢神宮!!・・・

 三重県都の津市、松坂牛の松坂市を過ぎ、紀勢自動車道との分岐である勢和多気ジャンクションを過ぎ
ると道は朝日に向かって走る。間もなくちょっと小ぶりのICである伊勢西ICから高速の下を交差する御木本
道路に下りて左折、2㎞ほど走ると伊勢神宮の外宮に、着いた、着いた着きましたよ!!・・・

嗚呼、苦節13時間と4分、しめて往路行程839.2㎞を無事故無違反踏破、やったね!!???・・・ 

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

プロフィール

ひぐらし仙人

Author:ひぐらし仙人
■現 況:世知辛い現代を愚痴りつつのスローライフ
■年 齢:遅れてきた団塊世代
■住まい:東北 鳥海山北麓の小都市
■趣 味:
・花と野菜づくり
・熱帯魚飼育
・写 真
  PENTAX K20D K-5Ⅱs
  Nikon 1 J1(W)ダブルズーム
交換レンズ
   ペンタックス 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR 18-270mmF3.5-6.3ED SDM
    FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]  35mmF2.8MacroLimited
      DA★300mmF4ED[IF]SDM        シグマ APO50-500mm
   タムロン SPAF90mm
  O-GPS1
  三 脚SLIK724PRO
VelbonULTRA Maximini
   …年数はやたら長いが全く上達せず

・愛犬シェルティとのウォーキング
・料理

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