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今朝は本格的な初雪  昨夜は「ABS落語特選会 立川志の輔独演会」に行ってきた

 本格的な初雪、という物言いも変な話だが、今朝起きたら雪で芝生や冬越し野菜
の上に雪が積もっていた。
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 霰やみぞれ、そして雪がかすかにちらつく程度は10日も前からあったのだが、本
格的に白くなったのは今シーズン初めてで・・・。

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 で、昨夜はABS秋田放送開局60周年ABS特選落語会「館川志の輔独演会」に行っ
てきたのだが、出かけるときは雨模様で秋田市に着くころは雪がちらついて。市立
文化会館には建物のすぐ脇に小さな、そして250㍍ほど離れたところには今どき珍
しい砂利敷きの大きな駐車場があり、少し早めに言ったものの小さいほうはすでに
満杯で大きいほうから歩くのにも手や顔が悴んでびりびりするほど。
 寒さの震えながら中に入るともうすでに人混みとなっていたが、いつも愛用の双
眼鏡を忘れたことに気が付き、取りに戻るために再度ブルブル、結局ステージから
はそんなに遠くなかったため使わずじまいだったが・・・。

 午後6時に開場、立って待つのも何なのでその列に誰もいないうちに席について
一息。
間もなく席右側の席に男性が。席は次々と埋まり始め、開演10前ほどには1188席
ある席はほぼ満席、先日の県民会館ジョイナスでの柳家喬太郎独演会から見ても人
出は5倍以上でその人気も大したもの、というよりも「ためしてガッテン」効果も
あるかと・・・。
 ところが、この文化会館、築後30年以上立ち、今どきの席とは違って椅子は狭い、
背もたれは低いで座り心地はすこぶる悪い。肘掛も狭くて隣の方と触れ合うのが気
になって。しかも、開演5分ほどに左に座った方の吐息に微妙な香りがブーンと。
まいったなと思いつつ、あからさまに口に手で蓋をするわけにもゆかず手に持った
上着で微妙に鼻を防御しつつも公演の間中、志の輔師匠が笑いを取るたびにその
アハハとともに微妙に漂うかぐわしい臭いにに悩まされ続けた。
 ちなみに同じ「におい」でも匂いは良い香り、臭いは悪い香りなんだそうな。


で、公演のほうは

 5分ほどの微妙に長い出囃子に続いて6番目の弟子だという前座の、これは当然羽
織袴になれない着流しの「立川志の太郎」さんの落語、前座とはいえ前座らしい、大き
い歯切れのいい声でしっかりやった落語はそれなりに楽しめた。

 そして、志の輔師匠登場、古典芸能の落語と能・歌舞伎の違いを比較しながら面白
おかしく話を進めつつ、いつの間にか新作落語の「ディアファミリー」に入る。

  《立川志の輔  ディアファミリー》

 勤続三十年で表彰を受けた父を待つ家族に一足先に宅配で届いたのは、アメリカ映
画に出てくるような巨大な鹿の首のはく製。狩猟好きの社長の贈り物なのだが、こん
なの、マンション住まいのどこに置けばいいというのか、帰ってきた父を巻き込んで家族
4人で展開されるてんやわんや、次々と押入れから出てくる不用品をまだ必要だから棄て
られないとがんばる家族に、自分のものは何一つ無いではないかと嘆く父親の家庭での
立ち位置を彷彿とさせるスペース争いをめぐる攻防戦は、まさに笑いと涙を誘う。
 結局息子の考えで玄関ドアの外側につけることになったのだが、取り付けた直後に
件の宅急便が再訪、実は荷物は二個口であったと。
 その荷物の中身はとの問いに、「鹿の胴体」と、ここで爆笑・・・。

 15分の中入り後

 出囃子はなんと生演奏であり、そのの三味線演奏者はこの方だったような
      《三味線方》

 で、歌舞伎や長唄、浄瑠璃、落語の三味線の違い、雪の降る情景を三味線で表現す
るなど、話も落語家に劣らず上手、これはこれでへえー、と・・・。

 最後に羽織はかま姿の真打登場で古典落語

 《立川志の輔  帯久》

 この落語、大岡裁きを題材にしているのだが、もともとは上方の落語だったのを
江戸風に直したのだとか


 日本橋に呉服屋和泉屋与兵衛が住んでおり隣町には帯屋久七が住んでいたが、和泉
屋与兵衛は大変繁盛していて篤志家、帯屋は売れなかったので世間では”売れず屋”
と呼んでいた。

 帯屋は何度も和泉屋に無心に来て金を借りた。与兵衛はいつも証文無しで期限も定
めずに貸したがそれまではきちんと完済していた。ところが100両貸したところその
月には返済なく暮れも押し詰まった大晦日の多忙な時に返しに来たが、久七と100両を
残し忙しさに紛れ
与兵衛はすぐ出掛ける、その金を久七は盗む。
 ところが、帯屋はこの金を元手に大繁盛。一方和泉屋はその後は運に見放され一人娘
と妻を相次いで亡くしおまけに大火事のもらい火で、全てを無くし気力を無くして床につく
ようになる。
 番頭の武兵衛が主人を引き取って介抱し、アッという間に10年が経ち、ようやく快復
した与兵衛は還暦を迎えていた。

 与兵衛は世話をしてくれた番頭の武兵衛に店を持たせようと、帯屋久七に金を借りに
行ったが、けんもほろろ、挙句の果てに悪態を付かれて店先に放り出されてしまう。
 とぼとぼと帰る途中、帯屋の裏に回ると離れを普請していた。そのカンナっくずにぼん
やりと吸っていた煙草の火玉が落ちて火がついてしまい火付けの罪で捕まってしまう。
 役人が自身番で話を聞くと、篤志家の与兵衛のことは良く知っており、窮状に同情、
不問にして金をみんなで出し合って家に返すが、これを聞いた久七は、火付けの罪で
与兵衛を訴える。
 大岡越前守はそれぞれの様子から全てを見抜いたが、放火の罪により与兵衛に火
あぶりの刑を申し渡した。

 久七が100両を盗んだこと調べでほぼわかっているが証拠がないので「100両を返
しに来たが主人が出掛けたので、間違いがあってはと持ち帰ったのを忘れたのではな
いか」と尋ねるも帯久があくまでも白を切るので、人指し指と中指を結び、「これは忘れ
たものを思い出すおまじないだ。勝手に解いてはならんぞ。解いたら死罪、家財没収。」
と言い渡す。
 久七は指が使えないので満足に食事もできず気になって眠れず、奉行は100両を与兵
衛に返して安心させた後に火あぶりにしてその後にまた返してくれる魂胆だろうとの番
頭のすすめに、とうとう3日目に確かに持ち帰って、忘れていましたと申し出た。
 ところが、100両を返すと奉行は「利子として、年に15両、10年で150両を支払うよう命
じる。ただしそのうちの100両はとりあえず奉行所が代理で支払い50両どの様に返すの
か聞き、結局、久七はケチって年賦として毎年1両ずつ返却するという証文を作った。
 さらに与兵衛には火あぶりの刑の判決であるが、50両の残金を全て受け取ってから
とのお裁き。
 これでは刑の執行が50年後になってしまうと慌てた驚いた久七がそれなら今50両出す
と言うとお上のお裁きが決したにもかかわらずそれに従わないのは不届き者だとして、
入牢を申し渡す。

  最後に与兵衛に
「その方何歳になる?」 「六十一でございます」 「還暦か・・・めでたいの~」
「還暦の祝いにこのうえない見事なお裁き、有り難うございます」
「見事と言うほどではないのだ、相手が帯屋だから少々きつめに締め上げておいた」

と、これが、サゲ・・・。

 で、終わったのが9時15分、先日に続いて中身の濃い落語を堪能、またまた行きたく
なってきた。臭いにも開放されたし・・・。

 とりあえず、来年3月の笑点メンバーによる「円楽・笑太・たい平 三人会」なんかが
狙いか・・・。

 

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

プロフィール

ひぐらし仙人

Author:ひぐらし仙人
■現 況:世知辛い現代を愚痴りつつのスローライフ
■年 齢:遅れてきた団塊世代
■住まい:東北 鳥海山北麓の小都市
■趣 味:
・花と野菜づくり
・熱帯魚飼育
・写 真
  PENTAX K20D K-5Ⅱs
  Nikon 1 J1(W)ダブルズーム
交換レンズ
   ペンタックス 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR 18-270mmF3.5-6.3ED SDM
    FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]  35mmF2.8MacroLimited
      DA★300mmF4ED[IF]SDM        シグマ APO50-500mm
   タムロン SPAF90mm
  O-GPS1
  三 脚SLIK724PRO
VelbonULTRA Maximini
   …年数はやたら長いが全く上達せず

・愛犬シェルティとのウォーキング
・料理

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